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合併反対はいいけど、本当にそんなに満足?
スポンサードリンク本当にやってこれたと言えるだろうか
合併すべきか、せざるべきか。いろいろな考え方があるだろうが、合併否定派のなかに、ちょっと違うんじゃないだろうかと思うことがある。否定派に現状肯定派が多いことだ。今までの市町村の枠組みで合併しないでやってこれた、だからきっとこれからもうまくやっていけるはずだ、だから合併の必要もない、と。しかし、本当にやってこれたんだろうか?。
もちろん、自分の住む町が赤字債権団体になったわけでも、潰れたわけでもない。だから、やってこれたと言われればそれまでだが、そう言い切れるほど誰もが満足するような状況なのだろうか。
男女同権や男女共同参画とかいった視点で突っ込まないでほしいが、首都圏では専業主婦がフツーだ。生活苦で奥さんが働きに出ることは肩身が狭く、人目を気にして夫がそれを止めるというケースも珍しくない。
それが地元では正反対になる。専業主婦をしていると周囲から白い目で見られるのを嫌い、経済的に働く理由がなくても世間の目を気にして働きに出る。専業主婦には「社長夫人」などの大義名分が必要だったりする。同じ働くにしても、両者に大きな隔たりがある。
三条、燕両市長は年末年始のあいさつで市職員の高給を俎上に
年末年始の三条、燕両市長の市職員に対するあいさつは、申し合わせたかのように市職員に対し恵まれた待遇に自覚を求めた。三条市長は市内では市職員の退職金が地元の企業にはない高額であることから「皆さんは恵まれていると感じてほしい」、燕市長は人事院勧告で初の給与引き下げが行われても「民間より恵まれている」と言った。
間違いではないが、市職員がそれを自覚したからと言って市民生活が変わるわけではない。確かにリストラの可能性が限りなくゼロに近い市職員は、安定という点では申し分ないが、市職員の給与が高いという前に、自分の給与、あるいは地域の給与水準を考える視点があっていい。
知り合いの地元出身で首都圏で働く30歳代後半の女性。大卒後、一部上場企業に就職し、年収は約800万円。もちろん、市職員の収入をうらやむようなことはない。職場では人並みの給料なので、とくに自分が給料をたくさんもらっているという意識はない。そんな折、Uターンを考えて地元企業を訪問したが、年収が今の3分の1になる現実に愕然。当然、Uターン計画は白紙に戻った。
両首長が高給をネタに職員を叱咤激励するのは誠に結構なことだが、それと同じか、それ以上に地元企業が高収益を上げ、給料が上がるような支援や施策に力を尽くしてほしい。市職員の高給にもの申す人たちは、自分の給料に不満はないのだろうか。市職員の給料が減り、それで溜飲を下げれば満足?。市職員の給料が下がるより、自分の給料が上がることの方がはるかにうれしいのでは?。
何となく現状に満足、だから合併反対というのは…
欲を言えばきりがないし、金に困らないから幸せというわけでもない。幸せは自分で決めるものだし、共働きだって幸せな人は山ほどいる。しかし、だからといって現状を何となく肯定するのもどうか。
もちろん、合併がこうした現状を改善してくれるとは限らないし、それを求めても期待したほどの成果は上がらないと思ったほうがいい。合併するも、しないも、どちらかが全面的にメリットがあるわけではなく、それぞれにメリットもあればデメリットもあるだろう。ただ、何となく今のままでいいというムードをベースに、だから合併反対と結論づけるような考えをいったん捨てたうえで、合併の賛否を考えてみてはどうだろう。
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投稿者 masatosato : 2003年02月05日 12:02
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