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燕市の合併はどこへ行く…こうなったらウルトラC!
西蒲・吉田町との合併を想像してみよう
高橋燕市長が県央東部合併の協議の一時休止を関係市町村長に伝えたことで、新たな燕市の方向性が見えてきた。燕市議会は、県央東部合併については賛否が10対10に二分したが、単純に合併賛成派となると圧倒的に過半数を占める。県央東部合併に反対する市議の多くが、吉田町をはじめとした西蒲原郡の町村との合併を望んでいる。
となると、燕市が向かうのは、吉田町と分水・弥彦・寺泊合併検討協議会を取り込んだ西蒲原一帯の合併だ。では、その新市の将来像を想像してみよう。
燕市は三条市との接点に新幹線駅と高速道路のインタチェンジをもつ。これは県外など遠方から新市への玄関口となるのは言うまでもない。しかし、県内での玄関口は、県内を縦貫する国道116号線があり、JRの越後線と弥彦線が交差する吉田駅がある吉田町が玄関口となる。
いくら新幹線と高速道路という大動脈が利用できるといえ、新市の境界線にまたがるような場所では新市の中心とはなり得ない。
西蒲との合併後の新市の中心は吉田町
とりあえず吉田町との合併を選択したところで、次は分水、弥彦、寺泊との合併という方向にある。そうなれば新市の中心は燕市ではなく、吉田町に置くことになるのは当然だ。幸い、吉田町は道路の整備が行き届いている。新しい市庁舎は吉田町にとなるだろう。
そこで引っかかるのが消防だ。吉田、分水、寺泊、弥彦、岩室の5町村からなる西部広域消防事務組合だ。発足のときだったか、再編のときだったが時期は失念したが、当初、燕市も加わる予定だったのが、本部を吉田町に設置するとなった途端、燕市が白紙に戻したと聞いている。
それと市庁舎は別で、燕市は市庁舎なら吉田町に置いてもいいとなるのだろうか。そもそも、この一件で関係市町村との信頼関係にしこりが残っているとすれば、合併すらおぼつかない。吉田町との合併を推進する市議が、吉田町を中心とした新市の将来像を描いて県央東部合併に反対しているなら首をかしげざるを得ない。
一方、燕市が県央東部合併から完全離脱となれば、県央東部合併を構成する三条、栄、田上、下田の4市町村には大きな不信感を残すことになる。各首長とも表面上は穏やかでも内心は怒り心頭だろう。さらには燕市議会の合併をめぐる混乱も含めて、ほかの市町村議からは、ふつうに「レベルが低い」「あきれて言葉もない」といった声がふつうに聞かれる。
離脱してから西蒲方面との合併も実らず、やっぱり県央東部合併に戻ろうと思っても、今度は県央東部合併によって生まれた新市が強い拒否反応を示すのは自明。結局、燕市はどことも合併せず、独立独歩の道を歩むしかなくなる公算が大きい。
後戻りできないなら、ウルトラCでいいとこ取り
こうなったらウルトラCだ。巻町の四ツ郷屋地区のように市の境界を変えて編入というのはどうだろう。燕市・井土巻の三条市への編入だ。今も三条市では「井土巻は三条市になるべきだった」と話す人は少なくない。いっそのこと中ノ口川を新たな境界線にして南、殿島、東町まで含めて編入というのもすっきりする。これにより、新幹線駅とインタチェンジを中心に須頃郷の一体的な開発が可能になる。
そんな財源がどこにあるという人もいるだろうが、ある。合併特例債だ。県央東部合併によって得られる合併特例債の一部を須頃郷に振り向ければいい。もっとも開発は新市の都合が最優先になるわけだが、それでも須頃郷の開発が促進することは、燕市にとってメリットこそあれ、デメリットはないに等しく、検討の余地はあるのではないか。燕市が合併特例債を獲得する気がないなら、だが。
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投稿者 masatosato : 2003年06月25日 12:05
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