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IE7 Beta2登場、ブラウザの互換性問題は改善する?

マイクロソフトは9日、「Internet Explorer 7 Beta 2」を公開した。 5年ぶりのメジャーバージョンアップになるとのことで、待ちに待ったという感じだ。待ちに待ったと言っても、わくわくしていたのではなく、歯をぎりぎりいわせて待っていた。

ウェブデザイナーならわかるだろう。IE6の独自仕様は悩みの種だった。とくに問題だったのは、ウェブの視覚的な表現を実現するCSS(カスケーディング・スタイル・シート)への対応。なかでもCSSで基本的なパディング、マージンといった余白は、IEでは指定通りに機能しない。これはウェブの標準仕様を定める非営利組織、W3Cが定める仕様を逸脱しており、独自仕様ではすまされない。

問題なのは、IE6に独自仕様が多いことより、IE6のシェアが高いことにある。最も独自仕様の多いブラウザがデファクトスタンダードとなっている状況だ。そのため、W3Cの仕様にのっとってウェブページを作成すれば、IE以外のブラウザではほぼ問題なく表示されるのに、IEだけで表示がおかしくなってしまうため、W3Cに沿ったページを制作してから、IEでも正しく表示できるように修正を加えるという手順で制作を進めているデザイナーも多いだろう。

そのため、自分でページを制作するときはなるべくIEで表示が崩れない無難なCSSだけを使うよう努めてきた。裏返せば、IEのCSS対応の遅れが少なからず、ウェブ制作の現場のCSS対応の遅れ影響してきたと考えられる。

確認していないが、こうした独自仕様の多くはIE7でほとんど改善しているのだろうが、それはそれで新たな問題が発生する可能性も。IE6でしかページの表示を検証していないページは、IE7で大きく崩れる可能性がある。ブラウザが世界でひとつだけにでもならない限り、互換性の問題には永遠にウェブデザイナーを悩ませ続けるのだろう。

関連リンク:Internet Explorer 7: 新機能のツアー

投稿者 masatosato : 2006年05月08日 11:50

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