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高橋三条市長の学校統廃合の取り組みに期待
30日の定例会見で高橋三条市長は、市内小中学校の統廃合に取り組む考えを示した。大賛成で、むしろ遅すぎたくらいだ。統廃合を一朝一夕に成し遂げられるとは思えず、高橋市長以前の市長が取り組んで良かった。
財政負担の軽減を図る意味から、ほとんどの市民は統廃合に賛成するだろう。しかし、具体的に学校名をあげて統廃合案を提示した途端、母校を失うことになる市民、子どもを今よりも遠い学校へ通わせなければならない保護者から反対論が噴出するはずだ。
もともと学校の少ない栄、下田地区ではなく、主に三条地区の小学校が統廃合の対象となるだろう。手元に旧三条市の児童生徒数の推移のデータがある。それによると、旧三条市の児童数のピークは1958年の10,232人。市教委のサイトにある今年度の児童生徒数の資料から三条地区の児童数をみると4,867人で、ピーク時の47.5%でしかない。ここ10年は1年に100人近いペースで減っている。
児童数が半分以下に減り、今後、急激な子どもの増加は見込めず、少子化による減少が確実なら、統廃合を進めるのは当然といえる。しかし、統廃合の反対が感情論に発展すると実現の道は険しい。
条南小が開校する1965年まで、ピーク時は児童数2,452人(1958年)を数える旧三条市でいちばんのマンモス校だった三条小。今年度は174人にまで減り、6学年すべてが1クラスとなっており、素人目にも統廃合の対象となる可能性は高い。
さらに、四日町小、条南小、南小の3校。各学校とも学年2クラスか3クラスだが、市内小学校の配置をみると目立って近接しており、2校への統合が考えられる。1学年1クラスを対象とするなら、旭小、大島小、須頃小が対象になる。
反論を恐れずにひとつのアイデアとして言えば、三条小を近隣の小学校と統合し、空いた土地の有効活用に期待している。市外からは入りにくい市街地にあるが、市民にとっては中心地で便利。ここに市民が活用する生涯学習センターを建設。近くには図書館、歴史民俗産業資料館があり、さらには三条鍛冶道場もできたので、三条市の文教地区として位置づけるというのが持論で、10年も前から関係者に提案している。
市民の財産を借りて展示するには防災面などで不安な歴史民俗産業資料館や、三南ライブラリーの併設、ついでに期待を込めて言えば小林敬一フィルムコレクションを上映する映画館の併設。移動天文車も常駐させて天体観測できる機会を増やすなど、考えればいろいろある。
話は脱線したが、いずれにしろ高橋市長は猫の首に鈴をつける役を買って出た。これから市民、統廃合となる学校の地域住民のコンセンサスをいかに得られるかが統廃合の成否の鍵を握っている。高橋市長の手腕に期待したい。
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投稿者 masatosato : 2006年08月31日 09:35
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