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救急車に乗った
ちょうど実家に顔を出していたときに、母が倒れた。これにはビビッた。ふだんは高血圧なのに、低血圧だとか言い、床に腰を下ろしたと思ったら、ドン!と大きな音をたててそのまま後ろに倒れた。10秒くらい意識のない状態が続き、こりゃ、もうだめかと思った。
その後の検査でストレスが原因と思われる十二指腸潰瘍が見つかったものの、命にかかわるような病気ではなかったが、倒れたときはさすがにパニクった。
110番?、119番?と、ふだんなら迷うはずのないところに迷った。消防署が川をはさんで、はす向かいのこともあり、消防署を出る救急車がサイレンの音がはっきり届いた。家の前の道路は一方通行なので、救急車が遠回りをしなければならないのはわかるが、だんだんに音が小さくなり、しまいには聞こえなくなった。しばらくたっても到着しないので外へ出ると、救急車の回転灯の赤い光が見えた。夜遅かったので、かなり早めにサイレンの音を止めていたとわかった。
救急車に乗ったのは中学生のときに自転車で事故を起こして患者として乗って以来。当時は、転院搬送のとき、わずかに意識があったときにベッドから車内を見上げた記憶がかすかにある。そのわきには親がいた。
それが今度は逆の立場で救急車に乗ったわけだ。当時、親はどんな気持ちで救急車に乗っていたんだろうと思うと…。親の心、子知らずと言うが、当時の親の気持ちを思い知らされたようだった。
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投稿者 masatosato : 2006年10月27日 05:54
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