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犬を食べてはいけません…
11日に中国・北京で犬の虐殺反対を求める2,000人規模のデモがあったという。それで思いだした。子どものころ、会社兼住宅に住んでいて、道路をはさんだ川端に鎖につないで犬を飼っていた。とにかく凶暴で、誰彼となく容赦なく吠えたて、そこを通学路とする子どもたちに毎日、必要のない緊張感を味わわせていた。
もちろん、犬の体にさわったことも、近寄ろうとしたこともない。当時は当たり前に思っていたが、最近になってふと思いだし、なぜ、あんなに凶暴な犬を飼っていたのかと母に聞いてみて驚いた。会社の従業員が食べようと思って野良犬を捕まえてきたんだと!。それをかわいそうに思った母が、食べないで飼おうということになったとのこと。
犬を食べる習慣のある中国人は動物愛護の精神のかけらもないと批判している場合ではない。昭和40年代の日本の、あえていえば燕市内での話だ。
もっとも動物愛護の定義も突き詰めると難しい。食べもせずに、むやみに殺生することが間違っていることは誰でもわかるが、熊を家族同様に育てる飼育員のドキュメンタリーに目をウルウルさせたかと思えば、冬眠前に里に餌を求めに来る熊は退治する。
確か、映画「地獄の黙示録」の劇場公開版では、生きている牛の首を落とす場面が残酷すぎるという理由でカットされたと思うが、牛肉は日常的に口にしている。なぜ、イルカや鯨はあれほど大切にされるのか…。考えれば考えるほどわからなくなってくる。
ビートたけしだったと思うが、自分で殺せる動物は自分で食べてもいい、というようなことを言っていた。かつては家庭で食用に飼育してい動物を指したのだろう。自分で殺せない動物は食べる権利がないということだ。これに勝る定義は聞いたことがない。もっともその論法で言えば、場合によっては犬を食べる権利があることになるが。
おまけ。燕市などかつての西蒲地区では犬のことを方言で「いんが」と言った。「犬が」=「いんが」ではなく、「犬」=「いんが」。だから「犬が」は「いんがが」になる。なんか変…。
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投稿者 masatosato : 2006年11月14日 02:58
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