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脳のなかの幽霊、ふたたび…
あまり本を読むのが好きでない。昨年も仕事関係以外で読んだ本は数冊くらいでしかない。近年、読んだなかで、とびっきり面白かったのが『脳のなかの幽霊』(角川書店・V.S.ラマチャンドラン、サンドラ・ブレイクスリー著)。最近になってあらためて読み返している。
というのも、Amazonのお勧め機能がきっかけだ。Amazonは、ユーザーの購入履歴を蓄積し、それぞれのユーザーが興味をもつ可能性が高いと思われる本や音楽をメールで勧めてくれる。そのなかでお勧めされたのが、第二弾の『脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ』だった。
出荷に時間がかかるものと一緒に注文したので、まだ届いていないが、届くまでに一作目を少しでも読み返しておいた方が第二弾も楽しんで読めるかなと考えたしだい。
一作目でぐぐっと引きつけられたのが、盲点の話だ。うっかり見落としてしまうという意味での「盲点」は日常会話にもふつうに出てくるが、肉体的な視覚に本当に盲点があることをこの本で初めて知り、目から鱗どころではなく、少なからずショックを受けた。
百聞は一見に如かずと言うが、その視覚にも盲点が存在する。見えているという思うのが実は見えておらず、見えていないことをまったく自覚できない。自分の目で見たことしか信用できないという言葉を良く耳にするが、実はその目の信頼性が揺らぐ。
一体、何を信じていいのだろう。自分の目で見ていることさえ確かでないのに、頭ごなしに心霊現象や超常現象を否定することはできないのではないか?。実は今、生きている世界は、映画『マトリックス』で描かれるような仮想世界ではないのか?。と、頭の中でぐるぐると妄想してしまう。
内容はかなりかみ砕いて書かれているとはいえ学術的で、万人にお勧めできる本ではないが、『バカの壁』(新潮新書・養老孟司著)を読破した人なら、それなりに楽しめる内容なのでは。お勧めの一冊だ。
しかし、またAmazonのお勧め機能にしてやられた…。
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投稿者 masatosato : 2007年01月17日 18:27
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