<< 第2弾はミリオン・バンブー | メイン | おっと、田中角栄記念館 >>
ポール・マッカートニー&ウイングス
そう言えば、 iTunes Storeでポール・マッカートニーの曲が買えるようになったのでは…と、検索したら、あった。表示されたアルバムジャケットに息をのんだ。何十年ぶりに見たんだろう。はやる心を抑え、ディスプレーに目をくぎ付けでポール・マッカートニー&ウイングスの「Venus and Mars」をダウンロード購入した。
ただでさえ涙もろいのに、流れてきたサウンドに何とも言えない感情が込み上げてきて、目頭が熱くなる。ロックに目覚めたころにリリースされたアルバム。もちろん当時はCDではなく、レコードの大きなジャケットを穴が開くほど眺めた。
レコードも文字通りパチパチとノイズが発生してすり切れるほど聞き、まさに耳にタコができるほど聞いた。盤面に傷が付くからと、途中から聴くのが難しかったレコードだけに、とくに1曲目の「Venus and Mars」、2曲目の「Rock Show」は、音の隅々までしっかり覚えていた。
五感のうち嗅覚が最も記憶と密接に結びつくと聞いた覚えがある。その通りと思うが、それに次ぐのが自分にっては聴覚、音楽だ。目をつぶって「Venus and Mars」を聴くと、アルバムを片手にステレオに向かっていたときの様子がまざまざと蘇り、当時の感情も蘇る。何十年という月日を一気にタイムスリップしてしまう。
前にこのブログで書いたヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースは、それよりかなり後に聴いたので、「懐かしい」くらいの感情だったが、今度は懐かしさのレベルが全然、違う。過ぎ去った月日が信じられないような変な心持ちだ。
「懐かしい」を話題にするあたりが年をとった証拠と自覚しているが、これだけは言いたい。若人よ。年をとったらそれなりに世渡りが上手になり、表向きは温和になったり、傲慢になったりするが、心の奥底にある根っこの部分はびっくりするくらい変わらないから。
iTunes Storeで 「Paul McCartney & Wings / Venus and Mars (Remastered)」を購入
![]()
投稿者 masatosato : 2007年06月12日 04:27
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.kenoh.com/mt/mt-tb.cgi/164
![]()