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国家が壊れていく感

最近、それほど政治に興味もなく、明るくもない人(失礼)から「日本が壊れていっている感じがする」という話を立て続けに聞いた。まったく同感だが、ふつうの人からそんな声を聞いたのにちょっと驚いた。

その理由はもちろん、年金問題。社会保障制度の崩壊。政府はメディアに対して「消えた」ではなく、「宙に浮いた」年金と表現させることに成功したが、これも政府側からの論理。受け取れるべき年金を受給せずに亡くなった人はもちろん、受給する国民側から見れば「消えた」年金も同然で、「宙に浮いた」に表現を統一するのは強べんのようにも。

さらには憲政史上、例のないような強行採決の連発。安倍首相は懇談会だかなんかをつくって、憲法改正を待たずに自衛隊を海外派兵できる準備を着々と進めている。

こうしたことが、知り合いから聞いた「国家が壊れていく感」のベースにあった。結局、与党は年金問題を政局にするなと野党をたしなめながら、参院選は年金問題のほとぼりが冷めるのを待とうと1週間延期。こりゃ、日本は壊れるな、と。

個人的にはとりあえずの手っ取り早い解決手法は、政権交代くらいしかないと思っている。自民党と民主党、どっちがいい悪いではない。二大政党制に問題点があるのも承知しているが、政権交替が頻繁に起こるようになって初めて国家が、民主主義が守られるのではないか。

しかし、国際競争力をつけるためには自由化、自由競争を進めてきた小泉内閣だったが、政権は今も寡占が続き、自由化は起こらないのね。

投稿者 masatosato : 2007年06月22日 18:29

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