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今さら太り気味が長命と言われてもねぇ…

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厚生労働省が12年間にわたって5万人を対象に行った調査で、40歳のときに太り気味の人が最も長命であることがわかったと発表した。何を今さらと、悪態のひとつもつきたくなる。調査では、最も短命なのはやせた人で、太り気味の人より6、7歳も早く死ぬという結果。「メタボ」対策は何なんだということだ。

自分が該当者(笑)だからというひいき目もあるが、メタボ対策の批判者は、太り気味の人が最も長命であることは世界的にも統計でわかっていると主張していたし、そのことに対する異論はおろか、否定的な意見も聞いたことがない。何を今になって太り気味が長生きという、当たり前のデータを厚労省が出してきたのだろう。

メタボ対策でメタボ健診を受け、それに引っかかれば精密検査、さらには治療、薬の投与…。いずれも医療費を伴うことで、国保財政が危機的状況にあるなか、メタボ対策がさらに財政状況を厳しくするのは、誰の目にも明らか。おまけに今回の調査で最も長命とされた「太り気味」の多くが「メタボ」と診断される。

それでもメタボ、メタボと騒ぐのは、医療関係の利権がからんでいるのだろうか。あるいはメタボ健診を管理、運営する特殊法人をつくって官僚の天下り先の拡充に努めるというのだろうか。

一方で今回の調査では、太り気味は長生きするものの、太っている人は生活習慣病などのリスクが高く、医療費の負担はやせた人の1.3倍かかるという。いくら長生きしても医療費がかさむくらいなら早く死んでもらった方がいいと官僚が考えたとしたら、国保財政を改善するという一点からだけ見れば、合理性はある。

それが本当なら、とんでもないブラックジョークだが、拉致問題や最近でも足利事件の菅家さん釈放に見られるように、国家からみれば国民の命などはそのていどの問題ということなのだろうか。

投稿者 masatosato : 2009年06月11日 12:06

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