<< リモートスイッチの規格なんて変えないで! | メイン | 『三条カレーラーメン部会監修 冷しカレーラーメン』を食べてみた >>
W杯ウルグアイのハンドを非難するのは簡単だが…
スポンサードリンクW杯決勝トーナメントでウルグアイがハンドで結果的にガーナに勝ったことがスポーツマンシップに反すると問題になっている。1-1で延長に入り、120分も過ぎたところで、ガーナのシュートをゴール前に立ちはだかったウルグアイのスアレスが手ではじいた。
当然、スアレスは一発レッドでガーナはPKを獲得。だれもがガーナの勝利を確信したが、このPKをギャンが外した。試合は同点のまま終わり、PK戦の末、ウルグアイが勝利した。手を使うという明かな反則を犯したスアレスはスポーツマンシップに反していると言われ、その結果として勝利を手にしたことで反則のやり得ではないかというわけだ。レギュレーションでは、レッドカードを受けたスアレスは次の試合は出場停止になるが、その次の試合も出場停止にすべきなどと、レギュレーションをオーバーライトする厳しい処分も求められている。
ガーナが勝利していればこんなに大きな問題にはならなかっただろう。感情的には批判を理解ができるが、それほど単純な話でもない。例えば1-1や1-0でロスタイムを迎えたゲームを想定しよう。敵チームのフォワードが最終ラインを抜け出し、キーパーと1対1の局面。世界レベルのストライカーなら8割以上の確率で得点するだろう。
追いすがるディフェンダー。後ろから足をかければフォワードを止めることができる。さて、このディフェンダーはレッドカード覚悟で足をかけるべきか、それともあくまでもフェアプレーに徹するべきか。
おそらくほとんどのディフェンダーは足をかけて止めるだろう。そうしなかったら、「あの場面ではファウルしてでも止めるべきだった」と指弾されるだろう。で、話をスアレスのハンドに話を戻すと、この2つのファウルを比べて、悪質性にどれくらいの違いがあるのかということ。
考えようによっては、スアレスは反射的に手を出した可能性が高く、フォワードに後ろから足をかける行為は、ファウルを「計算」したという意味で、より狡猾で悪質性が高いという見方もできる。この2つのファウルを「悪質性」の高低で線引きするのは難しい。今回のW杯でも明かな誤審が問題になっているが、「誤審もサッカーのうち」という考えがある。人間がやるスポーツを人間が審判する限り、万人を満足させる判断は存在しないことを前提に、折り合いをつけていくしかないのだろう。
![]()
投稿者 masatosato : 2010年07月06日 18:32
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.kenoh.com/mt/mt-tb.cgi/392
![]()