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【小耳聞き耳】静まりかえった燕市役所

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東北地方太平洋沖地震で、燕市内の被害の状況がどうだろうと燕市役所吉田庁舎へ電話するも、つながらない。話し中にもならず、つながらないのだ。回線が混み合っているのは間違いない。

固定電話ならまだましかと固定電話で試すも、状況は変わらず。地震発生から1時間以上たってもつながらないため、電話をあきらめ、燕三条駅に寄ってから市役所吉田庁舎へ向かった。総務課で鈴木力市長をはじめ幹部職員が集まり、情報収集に当たっているが、やけに静かだ。

まず、テレビがない。今回の場合、市内の被害状況も大切だが、震度4だったのでそれほど大きな被害はないと予想された。次に求められるのは、消防をはじめ関係職員の被災地への応援の派遣だ。その準備にはテレビ、ラジオからの情報収集が欠かせない。ところがテレビがない。災害時用に1台くらい総務課などにテレビを常備してもいいし、臨時でどこかにあるテレビを総務課などに設置しても良かっただろう。

静かな理由がもうひとつ。電話が鳴らないのだ。吉田庁舎は電話回線が少ないなんて話もあるが、いずれにしろ回線が混みあっていて、災害発生から2時間以上たっても庁内の電話が鳴らない。ましてや携帯を使っている人はいない。しかし、筆者はそこで同僚への電話の接続に成功した。それこそがインターネット電話サービスだ。

インターネット電話サービスは、Skypeが有名だが、相手がSkypeを利用していなかったので、今回は新興のインターネット電話サービス、Viberを使った。固定電話を上回るほど音声がいいので、Skypeより広い帯域を使うと思われる。Viberはつながったり、つながらなかったりだったので、Skypeならもっと容易につながっただろう。

地震発生直後からネットを使っていた人はわかるだろうが、電話が使えないときでもネットはふだんと変わりなく、ツイッターも軽快に動いた。Viberはそれと同じネットを使っているのだから、電話よりつながりやすかったとしても何の不思議もない。

問題は、このインターネット電話サービスを市役所が利用できる環境を整備していないこと。多分、三条市も整備していない。大規模災害時は膨大な通信が発生するため、ひとつでも多くの通信チャンネルをもつことが重要で、今回の失態?を景気に整備を進めなければ不作為を問われても仕方ない。

しかもSkypeはWin版とMac版、iPhone版とAndroid版があり、ViberはiPhone版があり、ソフトは無料。おまけに同じソフト同士なら通話料は無料。例えばソフトバンク同士でも午後9時から午前1時までは無料にならないが、その間もSkypeやViberを使えば通話料が無料になる。経費的にも導入を妨げる理由は何もない。セットアップすればいいだけで、いざというときに戸惑わないように日常業務中でも時々、使えばいい。

ともあれ、ここまで読んで何もしなければ不作為を問われても仕方あるまい(笑)。燕市長、三条市長とも若いので、理解してもらえるのではないかと思うのだが。たまには上から目線で建設的に提案してみました。

投稿者 masatosato : 2011年03月12日 03:12

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