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【小耳聞き耳】放射線量の解説に隠された意図
スポンサードリンクどうも原発の専門家の放射線に関する解説があやしい。ふだんの日常生活で受ける放射線量の500倍だが、それでもレントゲン検査の数分の1の量なので、健康に心配はないという。放射線の影響を小さく評価しようとするはっきりした意志が見える。
試しに、逆に影響を高く評価するように表現してみる。平常の500倍の放射線量というは文字通り500倍だ。時間軸で換算すると、その放射線量をずっと浴び続けると、17時間でふだんの1年分の放射線を浴びることになる。さらに言い換えれば、1週間で受ける放射線の量は、ふだんの10年分にもなる。
レントゲンの数分の1と言うが、それを量の放射線を受ける時間がキモだ。単位に「パーアワー(/h)」とある。「毎時」、つまり1時間当たりの数値だ。ふだんの500倍の放射線を受け続けるということは、1日5、6回のレントゲン検査を受けているのに等しい。さらに言えば1週間で40回、月に120回ものレントゲンを受けているのと同様の放射線を受ける計算になる。
いずれも同じことを言っているわけだが、どうだろう。専門家の表現の方がごまかしに思えないだろうか。どちらの言い方を取ってもいいわけだが、テレビで接する専門家の意見のほとんどが前者の楽観的な分析ばかり。大半はかつて原発の製造、推進にかかわってきた専門家なので、原発擁護し、被害を低く見積もる方向にバイアスがかかるのは無理からぬこととも言える。
一方で17日は、事故のあった原子炉の開発者がテレビ出演した。東電はまだ隠しているデータがあるはずと指摘し、自身は開発者の責任として人前に出て説明しなければならないと思ったと声を震わせた。報道をうのみにせず、ニュースを素材のひとつとして自分の頭で考えることも大切だ。
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投稿者 masatosato : 2011年03月18日 08:44
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